『ハミングバード・リコ35周年記念誌』を作成中(ステイホーム期間中に編集作業!)

こんにちは。ハミリコの伊東です。

いつも練習場所としている「調布市文化会館たづくり」が施設利用停止となってしまったため、2020年4月と5月は、リコーダーアンサンブル「ハミングバード・リコ」としての活動はお休みしています。

(同じく、リコーダー基礎講座もお休み中です。)

これは、たづくり休館中の5月8日に撮影した写真です。↓

つつじのお花がきれいに咲いていました。

3月27日に、調布市文化・コミュニティ振興財団(たづくり)から

「◇新型コロナウイルス感染拡大の防止のため、施設利用を停止します【利用停止期間】3/28(土)~4/12(日)」

というメールをもらってから、

(結局その後「~5月31日(日)まで」利用停止となり、)

ハミリコのメンバーは、4月と5月は、たづくりに来ることはありませんでした。


私だけ、「3日に1回のお買い物」のついでに、たづくりをのぞいてきました。

こんな貼り紙がはってありました。↓

そして、たづくりの隣の、調布市役所の壁には「がんばろう調布」の垂れ幕が!


早く、大人も子どもも、安心して外出できる世界にもどりますように!


でも、レッスンがしばらくお休みだからと言って、ハミリコメンバーが、何もしていないわけではないのです。


実は、このステイホーム期間中、メールやラインのやり取りで、ハミリコメンバーたちは、

 『ハミングバード・リコ 35周年記念誌』

の編集作業を着々と進めていましたーー!


(※非売品の予定ですが、調布市の図書館などには寄贈させていただきたいな、と思っています。)


調布市の市民活動を記録した「歴史書」としても、非常に価値の高い冊子に仕上がりそうです。

昭和、平成、令和と歩んできている、ハミリコの35年を超える歴史の重みをズシズシと感じつつ、これからも楽しくリコーダーアンサンブルを続けていきたいな、とあたらめて思っている今日この頃です。

***

ここで、

編集作業中の記念誌から、ハミリコ誕生の部分だけ、少し抜粋して、内容を紹介しちゃいます。

※一部抜粋 ここから※

ハミングバード・リコは、調布市婦人会館のリコーダー講座から誕生しました。

 講座の参加者は、当初33名でした。 

古山和男先生を講師にお迎えし、初歩から教えていただきました。辛抱強く見守り、育ててくださる先生と共に、私達はあゆみ始めました。


1984年10月9日(昭和59年)

調布市婦人会館「リコーダー講座」開催 調布市婦人会館で「リコーダー講座」を調布市が開催した。 

10月~翌年3月まで、月2回~3回のペー スで、古山和男先生の指導により練習した。

<中略>

1985年3月19日(昭和60年)

 リコーダーアンサンブル「ハミングバード・リコ」結成

リコーダー講座は終了したが、さらにリコーダーを学ぶため、サークルを結成した。 

サークル名:ハミングバード・リコ、メンバー:14名 

※一部抜粋 ここまで※


もうひとつ、ハミリコを35年以上ずっと指導してくださっている古山和男先生が、10年前の25周年記念誌作成の時に寄せてくださった文章も、紹介してしまいます。

記念誌では、1985年のページに掲載する予定です。


※一部抜粋 ここから※

「リコーダーを上手に、楽しく 」(毎回の練習と選曲の方針)  

リコーダーは、長い歴史と広い地域のの多様な音楽を、様々な形で何人にも楽しむことの出来る楽器です。また、その奏法や音楽に対する考え方についても、選択肢が多く、可能性が広く、 演奏技術にかかわらず、初歩から楽しめる楽器でもあります。 したがって、ここハミングバード・リコの練習の基本的な方針は、初めて楽器を持った時 から、アンサンブルを楽しむということです。とくに、ここは初めてリコーダーを持つ人たちのための講習会から続いてきたグループでもあるので、初歩からの積み重ねを大切に しています。 毎回の練習は、前半を初歩からの復習に充て、昔からのテキスト(*)を使って、今まで上 達して来た道筋を確認しながら、より確実に、より美しく吹けるようにしています。同じ曲 でも音楽的になって行くことが進歩であり、それは、充実して楽しいことです。こうして、後に行く程、新しく難しい曲に挑戦することになります。練習の後半は、その都度、ソプラノ、アルト、テナー、バスのアンサンブルのための名曲を 選び、発表の機会に備えて練習しながら、美しいハーモニーを楽しんでいます。 レパートリーは主に、ルネサンス、バロック、近代のリコーダーのオリジナルですが、気分 転換に軽い洒脱なジャズなどの編曲も取り入れることもあります。 

ハミングバード・リコ 指導者  古山 和男

 

(*)「アルトリコーダーテキスト(たのしい二重奏曲集)」田中吉徳編著 全音楽譜出版社


※一部抜粋 ここまで※


2020年5月25日に、東京の緊急事態宣言も解除されました。

6月からは、またハミリコの活動を再開できるかな?


みんなで集まってリコーダーアンサンブル。今まで当たり前のように思っていたことが、急にできなくなってしまい、とまどってしまいましたが、また活動を再開できた時には、今まで以上に、リコーダーアンサンブルを楽しめる私たちになっていると思います!


<おまけ>

この新型コロナウイルスの流行による、いろいろな世の中の流れの「まとめ」については、私個人のブログに、こんな記事を書いてみましたので、よろしければ、のぞいてみてくださいね。↓

(この数ヶ月は、今まで予想もしなかったようなことがいろいろ起こっていて、意外に時系列での出来事の流れを思い出すことが難しい!)

2020年5月29日 伊東 綾

リコーダーアンサンブル ハミングバード・リコ

東京都調布市で活動するリコーダーアンサンブル。1984(昭和59)年の市主催講座をきっかけに1985年に結成。指導者はリコーダー奏者 古山和男 先生。音には厳しくも穏やかでわかりやすい指導をされます。調布市文化会館たづくり等で月2回練習(平日(主に火曜日)AM)。メンバー約20名。ホールでのコンサートの他、有志で地域の小学校、学童クラブ、福祉施設、高齢者施設でミニコンサート実施。

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